みなさまお久しぶりです。CHINTAIスキークラブ小林諭果です。

2022-2023シーズンもCHINTAIスキークラブの応援ありがとうございました。

SNSの更新で近況報告をおこなっておりましたが、あらためて、わたしの言葉で、1年を振り返ってみれたらと思います。

つたない文章ではありますが、お付き合いいただけたら幸いです。

春とサマーシーズン

3月に引退された美咲さんと別れを惜しんだ数週間後、東京本社にて新入社員と共に研修を受ける春。

意外と早い美咲さんとの再開とたくさんの研修、どこか新鮮で、心強い1か月でした。

研修中の美咲さん



5月1日に秋田から始まったサマーシーズン

高校卒業まで毎週のように飛んでいた花輪ジャンプ台。大学進学と共に関東に住んでおり飛ぶ機会が減っていたので戻ってくることができてうれしかったです。

学生の皆様と充実したトレーニングが行えました。



合宿終わり、2021-2022シーズンを終えた兄弟と久しぶりに再会しました。

テレビで見ていたオリンピックのメダルを持たせてもらった感動は今でも忘れません。





例年、北海道から始まる夏の開幕戦ですが、サマーグランプリに参戦させていただけることになり、ジャンプ人生ではじめて夏のヨーロッパを経験しました!

ポーランド、フランス、ルーマニア、ドイツでのサマーグランプリにフルで参戦しました。

大会の合間にはインスブルックやプラニツッアでのトレーニング。初めて訪れる国、初めて飛ぶジャンプ台はとても新鮮ですごく貴重な経験でした。

たくさんのはじめてを経験した夏になりました。





世界を経験できたことは自信につながるはずでした。

10月

迎えた全日本選手権。

ノーマルヒル、ラージヒル共に試合1本目での転倒が続き、転倒への恐怖が勝ってしまい、ジャンプも、成績も、とても悔しい大会となりました。



全日本選手権が終わり少しリラックスした状態で臨むことのできた翌週の札幌大倉山2連戦では、やっと表彰台にのぼることができ、すこし安堵しました。


サマーシーズン全体を通し、良い時、悪い時、波があるものの、本当にたくさんの経験を積ませていただきました。


ウィンターシーズン

11月中旬

どこよりも早く、雪上でのジャンプトレーニングの為、フィンランドにて3週間の合宿を行いました。

3週間で100本ジャンプを飛ぶなど、ほんとうに充実したトレーニング合宿を行うことが出来ました!

雪上でのトレーニングはシーズンに向け大きな自信になりました。

12月名寄

様子をみてしまった開幕戦と勝ちたい気持ちが勝った2戦目



フィンランドでのトレーニングの成果を発揮することができ、ノーマルヒルでの勝利は大きな自信になりました。

1月

今シーズン最大の目標としていた3季ぶりに開催された国内でのW杯。

やっと、やっと、ワールドカップに戻ってくることが出来ました。

札幌大会:8日26位、9日失格

蔵王大会:予選46位

何度も確認し修正していただいたワンピースでしたが、規定より大きかった為失格になってしまいました。

そして修正して臨んだ蔵王大会でしたが、予選で一番よくないジャンプをしてしまいました。

何度飛んでも、何年飛んでいても難しいジャンプ競技。

それでも、何回でも挑戦したい。

待ちに待ったW杯は悔しい結果に終わってしまいました。


2月、3月

今シーズン1番印象に残った試合は、TVh杯

同期と優勝できたことが本当にうれしかった!

活躍する同世代のアスリートにはいつも刺激をもらっています。



今季は『すべての国内公式戦で表彰台にのぼり続ける』という目標を掲げていました。

結果は1試合表彰台にのぼることが出来ず未達成。

全体的に、中途半端に終わってしまい、自分自身の取り組みに悔しさが残ります。

2023-2024シーズン、やりきった!楽しかった!!で終われるように大好きなスキージャンプを飛べることに感謝し、精一杯頑張りたいと思います。

夏冬通して、国内のすべての試合にCHINTAIスキークラブ応援団が駆けつけてくださいました。

こんなにもあたたかく心強い声援はありません。

本当にありがとうございました。

また、ジャンプ台に足を運んでくださったり、TVの前で応援してくださったジャンプファンのみなさま、SNS越しに応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

みなさまの応援のおかげでシーズン最後まで駆け抜けることが出来ました。



来シーズン、進化した小林諭果で皆様にお会いできるよう、精進してまいります。

最後にはなりますが、1月よりCHINTAIスキークラブにあたらしく、一戸くる実選手が加入いたしました!

さらにパワーアップしたCHINTAIスキークラブを引き続き応援よろしくお願いいたします!


最年長、若いパワーに負けないぞ!!笑

長くなりましたが最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

この後もCHINTAIスキークラブ、小林諭果をよろしくおねがいいたします。

CHINTAIスキークラブ 小林諭果