こんにちは!
CHINTAIスキークラブサポーターの佐原です。
もうすぐ春ですね。
弊社がある東京は3月15日(日)から桜の開花がスタートするようです。
観測史上最も早い開花となる予定との事!❀
全国的に学校の卒業式や入学式が中止になっているとの事ですが
大切な別れと出会いの機会が無くなってしまい、やるせない気持ちの方もいらっしゃるかと思います。
また、ずっと心待ちにしていたイベントやライブが中止になってしまった方
それらを中止にしなければいけない運営の方
誰もが大変辛く心苦しい時かと思います。
全ては一刻も早く事態が終息する為。
心から祈るばかりです。
桜の花を見て少しでも明るい気持ちになれたら、と思います。
さて、今シーズンの振り返り第2回をスキージャーナリスト・岩瀬孝文さんの
レポート・写真と共に行っていきます。
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◎2019年12月14日
第50回 名寄ピヤシリジャンプ大会 兼 第57回 北海道新聞社杯ジャンプ大会
『わずか1ポイント差で2位の茂野』
この時期の名寄にしては珍しく暖かいという拍子抜けの土曜日、名寄開幕の初戦だった。
そのなかでも順風とはいかず、無風および少し追い風の中で試合は進行していった。
力みのない自然体なジャンプで1本目に92.5mを飛んで首位に立った茂野美咲(CHINTAI)は、2本目には優勝を狙ったがスタートで待たされて、その間に風目が変化してしまう不運に見舞われた。
「後からビデオで見たら、あのタイミングで追い風に変わっていました」
少しだけ不満そうに言うが、それも試合の中での流れ、仕方がないんですと、さばさばとした顔で表彰台2位のお立ち台に上った。
「スタートを待っている間にアプローチにみぞれ雪が入ってしまったようですね。スキーの滑りが鈍くなりましたから」
悪条件が重なることとも試合中にはあることだ。
それを受け止めて、では、どのようにすればよいか、どのように飛んでいけばよいのだろうと考え決断してジャンプしていく、その心の鷹揚さというのも選手になければならないこと。
札幌W杯出場を前にして、しばし修業の場となった茂野だ。
優勝したのは男勝りの豪快なシルエットで飛距離を伸ばした高校生の宮嶋林湖(飯山高)、長野勢はほかに飯山高の幾人など、そのまま潜在能力に長ける選手が育成され、シニアの国内大会に出場してきていた。
なんとしてもW杯に出場したいとフィンランド合宿後に筋パワートレーニングにあたり、体調を整えてきた小林諭果(CHINTAI)。
「いまは何に対してもひたむきにやり続けることが大事です。新しいジャンプスーツも届いて気持ちも新たに1本を大切に飛んでいます。ただ、左膝をかばうのか、飛び出して右に流れて行って、中央部からずれて着地しているので、それを改善していかなければと思います」
そこでも自分のジャンプを冷静に見つめた上で、その修正点を述べた。
できることならば名寄で優勝を遂げて、1月の札幌W杯女子ジャンプとその後に続く蔵王W杯に向かいたいと気迫を込めて努力奮闘する茂野、そして左膝を完治させてさらに大きな飛翔をと望んでやまない小林であった。
・第50回 名寄ピヤシリジャンプ大会 兼 第57回 北海道新聞社杯ジャンプ大会(北海道名寄)
1.宮嶋林湖(白馬高)
2.茂野美咲(CHINTAI)
3.岩佐明香(大林組)
4.渡邉 陽(東海大札幌)
5.松橋亜希(ドリームリンク)
6.勢藤理桜(下川商)
=7.五十嵐彩佳(札幌大学)
=7.大井栞(早稲田大学)
9.小林諭果(CHINTAI)
文・写真 岩瀬孝文
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次回は「第35回吉田杯ジャンプ大会」です!お楽しみに。
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