こんにちは!
CHINTAIスキークラブサポーターの佐原です。
先日、選手やコーチとオンラインMTGを行いました!
カメラ越しですが全員の元気な姿を見ることが出来てホッとしました。
MTGでは、それぞれ先の目標に向けて
「どんな状況下であれ、今できることをとにかくやっていくだけ」と意気込んでいました。
昨日、7都府県を対象に新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が行われ
収束、拡大を決める大事な局面とも言われています。
私も今自分にできる最大限のことを考えながら、とにかくやっていこうと思います。
さて、第5弾となるシーズンの振り返りを
スキージャーナリスト・岩瀬孝文さんのレポート・写真と共に行っていきます。
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◎2019年10月27日
第98回全日本スキー選手権大会ラージヒル兼第61回NHK杯ジャンプ大会(札幌大倉山)
秋深く、あたりに紅葉がきれいにちりばめられ、それはもう清々しさにまみえる午前中の大倉山シャンツェだった。
昨日のノーマルヒルで風に乗れずにいたものの一夜明けて、いきなり復調してきた茂野美咲(CHINTAI)は、スピードに乗って思い切りよく飛んでようやく6位入賞を果たした。
「ジャンプが崩れかけてきていて、宮の森ノーマルヒルの後に落ち着いてよく考えてみました。そうしたらあまりにも飛び出しを意識しすぎていて、スキーに力を伝えきれずにいたことがわかって。そこで脚への力の入れ方に気をつけて飛ぶことを心がけました。失敗しないように、大きく大倉山を飛べたと思います」
すっきりとした表情で、これまでの反省点を克服しながらジャンプした心地よさに、満足感を得た。そしてベテラン選手さながら勝負の駆け引きに優れる茂野は、ここ一番、勝負所における上位入りをめざしていた。
ノーマルヒル宮の森で着地後に転倒した小林諭果(CHINTAI)は、その膝における現時点での状況をみて、この日の試合は棄権して、1週間後に行なわれるUHB杯に心を向けていった。
「なんだか元気がなくなりかけています」
ぽつりと、つぶやいた。
それも得意とする大倉山のラージヒルを飛べない悔しさ、前日の4位から一気に表彰台へ昇り、一躍、ジャパンチーム入りに手が届きそうな勢いがあった。
ところが予期せぬ転倒である。
日本が誇る長身ジャンパー小林諭果だ。なにもここでめげる必要はなく、まずは、しっかりとケガを治して先に走っていけばよい。
全日本選手権はエイブルがサポートする髙梨沙羅(クラレ)が、アプローチの安定から強さを発揮して、ノーマルヒルとラージヒルとに2連勝を飾っていた。
また、この土日には東京からエイブルCHINTAI応援団が駆けつけ、持ち込んだ応援旗をおおきく振りかざして、茂野・小林らに大きな声援を送っていた。
文・写真 岩瀬孝文
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最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は「FISジャンプワールドカップ 札幌大会 第4戦」です!
CHINTAIスキークラブのインスタグラムでシーズン振り返りも行っていきますのでこちらもお楽しみに!