こんにちは。
CHINTAIスキークラブサポーターの佐原です。
ついに、2021/2022シーズンが開幕しました。
夢の北京オリンピック出場に向けて、一戦 一戦が大事な大会となります。
今シーズンもCHINTAIスキークラブの2人の活躍を、スキージャーナリスト・岩瀬孝文氏によるレポートでお伝えしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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『まずは朝日で小手調べ』
7月23日(金)、2021/2022シーズンの初戦となる「第40回全日本サマージャンプ朝日大会」が、北海道士別市朝日町の朝日三望台シャンツェで行われた。
ここまで本州でていねいにトレーニング合宿を重ね、その手応えを得ていた小林諭果だ。ここは「ミディアムヒル」と呼ばれるジャンプ台で、オリンピックやワールドカップで使用されている「ノーマルヒル」「ラージヒル」より小ぶりなジャンプ台だ。シーズン開幕戦ということもあり、この後北海道札幌市で開催されるノーマルヒルやラージヒルの大会に向けての“小手調べ”といった要素も含んでいる。
小林諭果は、大会数日前までトレーニング合宿を重ね、手応えを得ていた。 「とにかく全部、勝つつもりでいます」 。北海道士別市到着後、勢いある言葉を発した。 しかし、北海道に入ってきてから、なぜかいいジャンプが出てきていない。
「今日の10位ですが、このところの暑さのせいか、あまり技術がかみ合っていない印象にあります。そのあたりは名寄などの大きな台に合わせているので大丈夫だと思います」。結果は10位に終わったが、その目は得意とするラージヒルがある札幌・大倉山をしっかりと見据えていた。
『順位よりも課題を見つけることに注力』
「いやー、暑いです。やばいです、いまの北海道!」 。汗が吹き出し、言葉が出ないほど暑いと語る茂野美咲。
「ここまでの調整は上手くできていました。でも、まだまだ改善点はあると思います。動き自体は良いのですが、踏み切りのタイミングがまだしっくりときていないです」。 勝負所は札幌のノーマルヒルとラージヒルであるが、ミディアムヒルで開催される大会も大事にしたいと考えている。
結果は5位とまずまずの成績だった。「今日は飛び出しの方向や力の伝え方など、やるべき課題が見えてきた5位でした」。今日は順位よりも、修正箇所のあぶり出しに注力していた感の茂野だった。
・大会成績
5位 茂野美咲 1本目 57m 2本目 56m 計 204.2m
10位 小林諭果 1本目 52.5m 2本目 54m 計 186.6m
文・写真 岩瀬孝文
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最後までご覧いただきありがとうございました。
次回は「全日本スキー連盟A級公認 サンピラー国体開催記念 第18回サマージャンプ大会」です。
お楽しみに!